楽しい(略)開発(略)ライフその2
だいぶ時間が空いてしまいました。しかし気にしません。そういうことに決めました。
で。
皆様は吉里吉里でスクリプト打ちをするとき、どのようなツールを使用されていますか?
2007/01/07現在、竹田はCygwin+Putty+Vim7.1という環境を使っております。WindowsもVistaが出て、MACもLeopardなど綺麗なGUI環境が乱舞する昨今において、真っ向勝負なCUIを使用しております。
Cygwin+Puttyはツールというより環境なので、実際に使用しているのはvim7.1です。いわゆるエディタなのですが、設定に融通がききまくる、カスタマイズ大好きな竹田には天国のようなツールでございます。気になる方は偉大なるグーグル様に聞いてみていただけると幸い。
で。
実際にどのようにしてKAGのリファレンスを参照しているのかと言えば。
vimには面白い機能があって、カーソル位置の単語を拾ってくることができるのです。
(例 『|』がカーソル位置と思ってください)
tales|tune -> talestuneというキーワードを取得できる。
つまり、imageタグの適当な場所にカーソルを移動させるとタグ名を取得できる訳です。
で。
取得したキーワードを使って、肝心なリファレンスを参照しましょう。ね。
ここでCygwin合わせ技です。
CygwinというのはUnixという、コマンドを入力して操作を行うOSのエミュレータという超絶端折った説明以上が難しいシロモノです。
ほら、アレですよ、よく映画とかで出てくるハッカーさんがコマンドを打ちこんでいるではないですか。あんなのをイメージしてください。ここで紹介する方法はその数百倍はしょぼくさいのですが。まぁいいや。
で。
具体的にはこんなコマンドをvimの設定ファイルに記述します。
nnoremap <silent> ,r :!/cygdrive/ブラウザ.exe http://www.ultrasync.net/dee/kr2helps/kag3doc/contents/Tags.html\#<cword> &<CR><CR>
カーソル下のキーワードは<cword>で取得しています。
何をやっているのかと言えば、『ブラウザに取得キーワードを渡して起動』しています。cygwinはUnixライクでありながら、Windowsのアプリケーションが起動できるところが美味しい。
で。
こうすると、ブラウザを開いてリファレンスのページを開いて検索して、なんて作業がキーワードまで移動して,rと入力しただけで実現できるのですよ。まぁステキ!
だいぶ長くなってしまいましたが、楽できるところはしましょうということで。一つ。
こんなちまちまとした小ネタを、たまに更新する予定でいます。
カスタマイズは楽しすぎて時間をいくらでも使ってしまうので、肝心のシナリオがおろそかになってしまう今日この頃。嘘。としておかないと叱られるなぁ……。