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キャッツ!ニャー! キャッツ!ニャー! キャッツ!ニャー!

というわけで『木更津キャッツアイ 日本シリーズ』を見た。

ドラマ(今回は映画だけれども)にしては、あり得ないくらいに情報量過剰な内容なのも相変わらずで、「こうくるかー」とかうなずいていた。

で。
気になったことが一つ。

むちゃくちゃな展開なようで、ラストできっちり着地しているところに感心して、それからどうして着地に感心したのか気になった。

伏線の使い方かな、とか考えてみた。
ミステリィがほんのり好きな竹田としては、伏線は状況の補強に加えて驚きがあることが肝心だと思っている。思っていた。
けれども。『木更津キャッツアイ』で着地のために回収した伏線は、「あーこんなんあったね」くらいのものだった(や、氣志團がアレするのでそれなりの衝撃はあるものの)。

伏線が回収されると、そのハマり具合に驚く。唐突感もない。事前に伏線準備→回収の手順を踏むだけで、それなりに納得できてしまう。前に用意しておいたから、使ってもそんな不自然ではない、と思えるようだ。

伏線回収に至るまでの流れとか見せ方は肝心だけれども、もっと伏線は何重にも用意して初めて意味をなす、ミステリィ的なものが伏線と信じていたので、先入観が崩れた。

『状況の説得力発生システム』くらいの位置づけで伏線の設置→回収を使ってもいいのかもしれない。今度実践してみる。きっと。いつか。

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